DOPシエラ・デ・サラマンカで2017年の収穫が始まりました
今年は高品質のブドウで例年よりもとても早い収穫スタート
収穫総量は、前年比約10%増の350トンになると推定されています。
この木曜日(8月17日)、DOPシエラ・デ・サラマンカの
ぶどうの収穫シーズンのエンジンが始動しました。
ビジャヌエバ・デル・コンデのエル・ポシトという区画で、
朝一番から始まりました。
収穫された品種は、この地域の固有種のルフェテで、
DOで認められている赤ワイン用の他の品種である
テンプラニージョやガルナチャよりも早く熟します。
収穫されたブドウは、ビジャヌエバ・デル・コンデの
ワイナリー、カンブリコ社へ搬入されました。
来月中ずっと、DOPシエラ・デ・サラマンカに属する
他のワイナリーでも収穫が続くことになります。
ブドウの熟度の最適時点を見極めて、ブドウ畑の各区画や
村ごとに整然と収穫されることでしょう。
2017年度は、降水量が少なく、生育サイクルが全体的に
早くなっています。
収穫シーズンの開始は、統計を取るようになって以来
最も早く、例年よりも20日早いです。
全体的に房の数が多く、粒は小さめで、とても健康的です。
房は多くても小さく、粒も小さいため、ブドウ畑ごとの
収穫量は平均よりも少ないと見られています。
しかしながら、登録されているブドウ畑の面積が増えている
ため、ぶどうの収穫量全体は、350トンほどとなり、昨年より
10%増量すると見込まれています。
出典:Articulo y foto de Salamancaaldia.es
"Inicio de la vendimia 2017 en la Denominación de Origen Protegida Sierra de Salamanca"
ブドウの収穫量から、生産されるワインの本数は推測でき
ますけれど、実際は、絞ってみないと分かりません。
そして、今年のワインの仕上がりは、どうなるのでしょう。
とても楽しみです。
上の2枚の写真は、数年前、カンブリコ社のブドウ畑と
ワイナリーを見学したときのものです。
収穫終わった後の時期でしたが、積み残したぶどうが
時々残っていました。
天道虫もいたし、下草もたくさん生えていて、
オーガニック栽培をしていることが分かりました。
冬の間は、羊を放すと話していました。
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