sábado, 5 de agosto de 2017

シエラ・デ・フランシアの食文化

シエラ・デ・フランシア観光協会(Turismo de Sierra de Francia)
サイトから、この地域の食文化(グルメ、ガストロノミー)について
翻訳します。


シエラ・デ・フランシアの食文化は、地域の食材と伝統に根ざしています。
煮込みや炭火焼が基本のつつましく、シンプルで素朴な料理です。
甘いもの、生ハム・腸詰類、ワインは欠かすことはありません。
伝統的な料理は、原材料の数は少ないけれど、シエラ・デ・フランシアに
定住したユダヤ人やイスラム教徒などの他民族の影響を受けて、風味豊かで
味わい深くこの地域独特の料理がたくさんあります。
厳しい野良仕事をするために必要なので、カロリーが高い料理が多いです。


ソロンゴジョ(El zorongollo)
エクストゥレマドゥーラの影響で焼いた赤ピーマンのサラダです。赤ピーマンを丸ごと網焼きにして、細く切り、塩とEXVオリーブオイル、ワインビネガー、薄切りのにんにく、スライスした玉ねぎを混ぜ合わせます。肉や魚の網焼きの付け合せとして、特に、夏の間中、食します。


参考料理:ピミエント・ロホ・アリニャード(Pimiento rojo aliñada)
     エスカリバーダ(Escalivada)


レモン・セラーノ(El Limon Serrano)
甘酸っぱくて塩気のきついサラダです。
レモンとオレンジ2つの皮をむいて扇形にスライスし、ゆで卵とチョリソの輪切り、塩とEXVオリーブオイル、ワインビネガー、にんにくとパセリを混ぜます。ワインや、豚のロースを一口大に切ってあげたものや、ゆで卵、生ハムや魚の酢漬けを加えたりするバリエーションもあります。
各家庭により、作り方が違い、いろいろなパターンがあります。

ナランハ・セラーナ(La naranja serrana)
レモン・セラーノとよく似ています。酸味を控えるためにレモンを除きます。
カーニバルの時期によく食べます。

パタタス・メネアス(Las patatas meneas)
ゆでたじゃがもににんにくとパプリカを加えてつぶし、背脂を揚げたものを
添えたシンプルでつつましい料理です。
好みによって、辛いパプリカを一部混ぜる人もいます。ジャガイモは完全につぶしたり、一部塊を残したり、各家庭、作る人によって違います。

オルナソ(El hornazo)
パンの肉詰めのようなもので、スペインでもいろいろな場所で作られていますが、サラマンカ地方では伝統的によく作られます。現在では、一年中いつでも食べることができますが、昔は、復活祭の日曜日と翌日に、ハイキングで外で食べるときに持って出かけるための料理でした。
地方によって作り方が違いますが、大部分は、小麦粉とオリーブオイルと蒸留酒で生地を作り、中にゆで卵、チョリソ、豚のロースを具として入れ
ます。この地域のオルナソは、丸型が主です。

子ヤギのかりかり揚げ(El cabrito cuchifrito o cochifrito)
乳のみ子ヤギの料理で、ぶつ切りにして、にんにく入りのオリーブオイルで
揚げます。塩とオリーブオイルとパプリカ、タイム、白ワインで2時間ほど
マリネした後、にんにくと月桂樹の葉の入ったオリーブオイルの中で、カリカリになるまで揚げます。

仔豚の丸焼き(El toston o cochinillo asado)
仔豚の炭火焼、オーブン焼きは、この地域のポピュラーな料理の一つです。仔豚は、生後3,4週間で、4キロ以下のものを使います。内臓などきれいに除去したら、にんにくとオリーブオイル、タイム、パセリでマリネした後、焼きます。


生ハム、腸詰類(Embutidos)
イベリコ豚から作られた製品はどれも大変美味しい一品です。この地域の気候条件が熟成乾燥させるのに最適なため特産品となっています。後脚生ハム、前脚生ハム、チョリソ、サルチチョン、ロモなど、どれも全て高品質のものばかりです。


デザート、お菓子(Postres y dulces)
五感を喜ばせ味覚を満足させるデザートやお菓子。この地域でポピュラーなデザートは、レチェ・フリタ(揚げた牛乳)、チーズケーキ、アロス・コン・レチェ(お米のミルク煮)などです。クリスマス時期にトゥロンやアーモンドのキャラメルがけを作るのも伝統です。ポピュラーなお菓子として、アーモンドのキャラメルがけ、ペルニージャス(アーモンドの粉入り焼き菓子)、マンテカード(ラード入りの焼き菓子)、ロスキージャス(揚げドーナツ)、パシエンシアス(絞りクッキー)、マイモン(シフォンケーキ風スポンジケーキ)、ブニュエロス(揚げシュークリーム)、フロレタス(花形の揚げ菓子)、トリハス(フレンチトースト)、アマルギジョス(アーモンドクッキー)などがあります。行事のとき、食後、コーヒーやチョコレートのお供として食されます。
参考記事:レチェ・フリタ(Leche frita)
     アロス・コン・レチェ(Arroz con leche)
     フロレタス(floretas)
     ブニュエロス(bunuelos)
     トリハス(torrijas)ロスキージャス(rosquillas)
     マイモン(maimon)



ワイン(Vino)
古くから、山での食事のテーブルには欠かすことのできない、とても身近な食品です。そのまま飲むだけでなく、煮込み料理の隠し味にもいつも使われます。
今でも自家製のワインを作っている家庭も多く、自家製ワインコンテストも毎年開催されています。
現在は、白、ロゼ、赤が原産地呼称(DO)のもと、高品質のワインも生産されて、スペイン国内外で高い評価を得ています。

参考記事:DOPシエラ・デ・サラマンカのサイトからワインについて


蜂蜜と花粉(Miel y polen)
キラマ山脈とフランシア山脈がわたし達に提供する最高の食品の一つが蜂蜜です。空気汚染がほとんどない大自然の中、集められる天然蜂蜜です。スペインの中で一番生産量が多い地域です。
この地域の蜂蜜は、品質も高く、花の種類によって色、味、香りが豊富です。どんぐりの木、栗、ユーカリ、オレンジ、ローズマリー、タイム、エリカ、フレンチラベンダー、ゴジアオイ(ハラ)などから採集されます。
蜂蜜の効用は食材としても料理の調味料としてもたくさんあります。ミネラルが豊富で、免疫、抗菌、腫れを抑え、修練作用があり、精神安定、鎮痛の効果があります。
花粉はミツバチが巣箱の幼虫のための餌として集めます。人間が食べても理想的な天然サプリメントです。古代エジプト人は、アンチエイジング効果をすでに知っていました。

参考記事:山の中の蜂蜜
     蜂蜜療法
     蜂蜜+シナモンは万能薬



キノコとポルチーニ(Setas y boletus)
豊かな森と草原は、キノコ類の生息にはとてもいい条件で、収穫の時期にはキノコやポルチーニを使った美味しい料理を楽しむことができます。木々が作り出す湿気のある影に守られて成長します。食用になるのは、何種類かあります。秋の味覚です。
質のよいたんぱく質が豊富で、リンやマグネシウム、鉄などのミネラルが豊富でナトリウムは少ないため、健康にとてもよいです。

参考記事:ボレトゥス・コン・ハモン・セラーノ(Boletus con jamon serrano)
     ボレトゥス・コン・セルド・イベリコ(Boletus con cerdo iberico)
    
出典:Gastronomía Sierra de Francia de Turismo Sierra de Francia
   ロゴつきの写真も(las fotos con logotipo tambien)










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